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投稿日:2020-04-03 (金)

テレワークの現実と未来 テレワークが機能する社会条件とは

私は小さい会社の経営者として現在は4社の代表やオーナーをしています。
15年前から数えれば10社以上の会社に携わってきました。
その中で自分が代表としてメインで経営してきた会社はすべてテレワークでしか経営してきたことがありません。
その15年の経験をもとに今現在コロナウイルスの影響によって世間で認知されてきたテレワークの現実と未来、そしてテレワークが機能するために必要な社会的下地、というものを綴りたいと思います。

これだけ経済が縮小している中、皆様は2020年3月度で一体いくらのお金を使ったでしょうか?
それは前月比でどの程度減少しましたか?
私は毎月の生活費が60~70万ですが、1月と3月をくらべても全く使うお金の額が変わっていません。
これだけ世間が自粛ムードになっている中、ほとんどの方が使ったお金が減少しているんじゃないでしょうか。
おそらくこれは今後どれだけコロナウイルスによる余波が長引いても私の場合は一切使うお金の額が変わりません。
これはひとえにテレワークという会社運営を行っているからです。

誰とも会わない、社員とも会わない、打ち合わせ相手とも極力会わない、お客様とも極力会わない、ということを15年前から継続しています。
そしてこれを受け入れることというのは実は一般的な感覚をお持ちの社会人であれば結構苦しいことなんじゃないかと思います。

結論から言います。
テレワークによる働き方を、全員がしたら(テレワークで成り立つ仕事の人が全員という意味です)絶対に効率は下がります。

組織を作る上で、人間の五感の中での触覚、嗅覚、というものが実は視覚よりも重要なことが多くの研究から分かっています。
そういった学術的な面からみても効率は下がると思いますが、本質はもっと深いところにあります。

テレワークの効率が落ちる最大の理由は
「実はみんな自由にさせられたら仕事が出来ない」ってことです。
もちろん管理の仕方によって大きく変わってくるとは思います。
がちがちに管理したくない、仕事に対して興味ない、という私の経営スタイルだと面接の時に必ず聞くことが2つだけあります。
それに即答できるか否かが大きな分かれ目になります。

以下がその2つ。
・何が出来ますか?
・来月の売り上げ幾ら建てることが出来ますか?

この2つに即答できる人はテレワークに向いています。
肝心なことは実際何が出来るかではありません。
自分で考えて自分の口で答えることが出来るかどうか、要は能動的かどうかということです。
元々上場企業の役員や部長さんクラスの人が、試用期間中に必ず言ってくることがあります。
「何をすればいいんですか?」
こんな人は全く役に立ちません。
そしてこんなタイプの人は3か月の試用期間中に辞めていきます。
テレワークにしておくとその線引きがアッという間に分かってしまうんです。
それを突き詰めていくと9割以上の人が1割以下の人のおかげで生きていることが分かってきます。
そして私自身はその1割以下の人とだけ仕事としては付き合いたいのでこういうやり方を採用しています。
つまり、テレワークにした瞬間仕事が出来る人とできない人の差が圧倒的にあることが分かります。
平等に自由によ~いドンでスタートしたらほとんどの人が困ってしまいます。
自由というのは本当に厳しい概念なんですね。
そして、やるべきことを与えられずに自由にされたらいい大人が「朝起きることすら」できなくなります。
冗談なようですが本当の話です。

ということは、要はテレワークがうまく回っていくために回っていくために必要なことは、この9割以上の人たちが「仕事に価値を置かない」ということが非常に重要になってきます。

Uberやエアビーアンドビーのビジネスモデルをみればお分かりの通り、仕事と生活の狭間が亡くなってきています。
つまり、生活をしっかり送れていない人間は仕事を一切できなくなるような時代がやってくると思います。
仕事とプライベートを分けて考えている時点でナンセンスです。
そういう時代になってくるのとともにテレワークでは全く機能することが出来ない大多数の人たちが「仕事に価値を置かない」「仕事をする必要が無い」ということを受容する社会がテレワークを機能させる必須条件だろうと思います。

今現在コロナウイルスの影響によって、高齢者が重篤化しやすいことが分かっています。
それによって若者たちが自粛する傾向も強まってきていますが、2060年までに人口は8800万まで減少することが分かっているとともにその時のGDPはたった-0.7%しか減少しないことが分かっています。
つまり高齢者が全員いなくなったとてGDPは変わらない、という世界がやってきます。
今の社会状況は「若者だけで経済を回してみる」というとてもいい練習になる時だと思うんですよね。
どれだけ我々が高齢者に頼ってきていたかがよく分かると思います。

こういった状況になると
「自分が感染することより感染させないことを考えろ!」「人のことを考えろ!うちには高齢者がいるんだ」というようなことを声高に皆が叫びだします。
気持ちや愛情をかさにして主張する意見が増えてきたとき、人間というのは思考停止に陥る可能性がとても高まります。
もちろんそれが正論なのは当たり前ですが、もし本当に自宅に高齢者がいて感染させたくないと真剣に考えているのであればもう一歩考えを進めてみるべきです。

なぜ、自宅に高齢者がいて感染させたくないと行動を自粛している人たちは家に帰るんですか?
本当にそれが心配なら「家に帰らない」って選択があることを忘れてはいけません。
そして、高齢者の立場からすれば、若者と一緒に住んでいて自分の存在がその若い世代の行動範囲や経済活動を縮小させる原因になっていると感じているのであれば「家を自分から離れる」、という選択があることを忘れてはいけません。
特に、お金に余裕のある高齢者の方は一石二鳥になる方法があって、今がら空きのホテルに移動してしまうことです。
こうすれば若者の行動は少しゆとりが出るし経済も回ります。
そこまで考えてみて、なぜその行動をとらないのかを突き詰めて考えてみたら自ずと答えが出るはずなんですよね。
「お金をかけるほど命の危険を感じていない」
ということに尽きると思いますよ。
その程度なのに赤の他人や対応の遅い政府を責めて更に世の中の雰囲気を悪くすることはよしましょうよ。

今がいい機会だと捉えて「高齢者抜きで経済を回してみる」という練習をするとてもいい時期だと捉えたらまたこのようなご時世でも違う目線で生活できるんじゃないでしょうか。
そのための一つとしてテレワークが機能するための社会環境の前提をお伝えしました。
こんなことで赤の他人を責めているような社会では、8割以上が「働かなくていい世界」を前提に進んでいくテレワークによる働き方を受け入れられる社会にはなりませんからね。

    #マスク #コロナウイルス #テレワーク #ホテル #高齢者 #経営

日経平均株価(N225)過去の市場データ

日付 終値 始値 高値 安値 出来高 前日比%
2020-04-03 (金) 17,820.19 17,951.44 18,059.15 17,646.50 959.83M 0.01%
2020-04-02 (木) 17,818.72 17,934.42 18,132.04 17,707.66 1.07B -1.37%
2020-04-01 (水) 18,065.41 18,686.12 18,784.25 17,871.62 1.06B -4.50%
2020-03-31 (火) 18,917.01 19,181.90 19,336.19 18,834.16 1.22B -0.88%
2020-03-30 (月) 19,084.97 18,884.07 19,084.97 18,578.20 1.21B -1.57%
2020-03-27 (金) 19,389.43 19,021.97 19,389.43 18,832.21 1.49B 3.88%
2020-03-26 (木) 18,664.60 19,234.77 19,240.29 18,512.81 1.28B -4.51%
2020-03-25 (水) 19,546.63 18,446.80 19,564.38 18,446.80 1.48B 8.04%
2020-03-24 (火) 18,092.35 17,206.88 18,100.39 17,197.14 1.47B 7.13%
2020-03-23 (月) 16,887.78 16,570.57 17,049.03 16,480.95 1.70B 2.02%
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