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投稿日:2020-05-24 (日)

専業トレーダーになるとはどういうことか?ビジネス編

今日は専業トレーダーになる、ということがどういうことかをビジネスという視点からお話ししたいと思います。

15年前に専業トレーダーとしてスタートした私から皆様に参考になることをお話ししたいと思います。

まず、なぜ自分がこの仕事を選択したのか?それは
「楽して稼ぎたいから」
です。
そういう考えに至った理由は明確です。

18歳の時、初めてアルバイトをしたのが深夜の佐川急便でした。
今2人にさせている仕事を1人にやらせていたような労働環境で本当に過酷でしたがその分当時の時給で1200円あったと思うのでお金につられて始めたバイトでした。
和民の渡邉美樹さんが佐川急便で1年で働いて300万貯めて起業したのは有名なお話です。

真夏のくそ熱い中、右から流れてくるベルトコンベアの荷物を左のベルトコンベヤーに移動させるだけの8時間。
とても抱えきれない重い荷物がどんどん流れてきます。
とんでもなく大きなタイヤやとんでもなく長い物干しざお、小さくても全く持ち上がらない何が詰まっているのかわからない箱・・・
自分が間に合わないとどんどん後ろに荷物が詰まっていってライン全体が停止してしまいます。
ずっと野球をやってきて体力には自信があった私でも音を上げそうになる職場でした。
実際にバイト初日に途中でいなくなってしまう人は沢山いました。
まさに筋トレをしながら8時間を過ごすようなそんな仕事でした。

一番びっくりしたのは、私が仕事を開始してしばらくしてから「お疲れ様でした」と言って帰っていた社員が、まだ私がいるうちに「おはようございます。」と言って出社してくるその労働環境に愕然としました。
そして、私より明らかに私より体力のなさそうながりがりのおじいちゃんが何の苦も無さそうにもう何十年もこんな仕事をやっているのを目の当たりにしたときに
「体力に自信があることと、体を使って仕事をするという事は全く別次元の話なんだ」という事を知りました。
その時に私は心に決めました。
「絶対に楽をしてお金を稼ごう」と。
この道何十年のベテランの人たちは逆にクリエイティブな仕事をやるよりもよほどこういった私語をのほう楽なんだろうと思います。
が、私はそういうタイプの人間じゃないんだなっていうこと経験を通じて己のタイプを知ることが出来ました。
お金を稼ぐという行為に限って言えば、体力を削られるとメンタルも削られやすいタイプなんだという事を知りました。
つまり、楽をする、とは「体力的に楽をしてお金を稼ぐ」という意味で使っている言葉です。

そういうタイプの人は専業トレーダーに向いていると思います。
だから私は「楽をしたいからお金を稼ぎたい」から選んだ仕事と言えると思います。

専業トレーダーになる前は、2年10か月だけサラリーマンも経験しています。
それでも苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
東京の信じられないほどの満員電車に揺られ通勤をして朝から晩まで会社に居て(満員電車が嫌で1時間早く出社していたほど)本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。
入社3日目でやめたいと思ったのですが、世間に出て何もできない自分もわかっていましたしシンプルに怖かったです。
3年目には課長になってしまっていたのですがそれでもずっと嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そしてある時「東京ゴールドラッシュ」という本を読んで一念発起して専業トレーダーになることを決意して会社を辞めることになります。
それから完全に独学で今までやってきています。

専業トレーダーになる、ということは普通の仕事と何が違うのかを知っておくことは重要です。
仕事というものは基本的に二つの事で成り立っています。
一つは、己の技術です。
もう一つは、集客です。
自分でビジネスをしていくうえで集客というものはどんな小さな会社でも必須で必要なものです。
ところが専業トレーダーというものは、この集客というものが一切必要ありません。
なぜなら、お金がすでにあることが分かっているマーケットに自ら手を突っ込んでいく作業です。
自分がどこに手を突っ込んでいくかが重要であって集客をする必要がありません。

とても似ていると思うのは、漁師の世界です。
どのように魚を獲るか、時間帯、方向、風向き、潮目、等々の技術を駆使してすでに魚がいることが分かっている場所に向かっていきいかに大量の魚を獲るか、なわけですがこれととても似ています。
魚がいない場所に出かけていっても仕方ありません。
つまりお金のない流動性のないマーケットにポジションを持ちに行くことはないんですよね。

このマーケティングが不要という事によって「参加しやすい」という状況になっています。
だからトレーダーというものには誰にでもすっとなれてしまいます。
今回のコロナ騒動でも皆集客が出来ないから困っているわけです。
これが一切必要のない世界は極めて簡単に参加が出来ます。
そして「お金があるところに己の身を置く」状態を3年も続ければそこで生計を立てることくらい誰でも出来るようになります。(必死に取り組めば・・・)

が、それと同時に、マイク・タイソンと赤ちゃんが同じリングで戦うのがビジネスです。
これはどの業態でも一緒です。
もちろん相場でも一緒です。
赤ちゃんの状態からスタートするという自覚が必要です。

私の相場人生のスタートは日経平均先物で買いと売りの発注を間違えて200円逆行するまで気がつかず-20万確定というものです。
そんな私でも15年生き延びているわけですから、ガッツリと短気で集中的に勉強して実践を繰り返せば絶対に何者かにはなれます。
私は13か月連続マイナスというスタートでした。
13か月ですよ。
それでもなぜ諦めなかったか・・・
それは金融の営業マンをしていたからです。
なぜ金融の営業マンをしていると諦めないこととつながるのか・・・それは
「全員損すると知っていた」からです。
2年10か月の間に私が新規で掴んできたお客様はたった70名ほどです。
部下のおかげで出世しただけで自分自身は何も出来ない、というタイプの営業マンだったのですがその70名のお客様全員見事に損をしていました。
これは金融営業マンあるあるだろうと思います。
「全員損をすることを知っていた」ことが私を諦めさせませんでした。
万が一これで価値の側に回れたらデカい、と思いながらずっと歯を食い縛っていました。
そのときの話をいつかまたしようと思います。

14年目の昨年やっと先物でもある程度利益が出せるようになりましたが、私はオプションというものに出会ったことが何より大きかったです。
これで生活の基盤を作ることが出来ました。

0から1が本当に難しいです。
一か月あたりの収入が100万を超えるまでがとても厚い壁がありますが稼ぎ出すようになればそれは一瞬で突破できると思います。
もっと言えば一か月で1000万の利益までもそんなに難しくありません。
ただ、1か月1億の壁というのは極めて厚いものがあります。
正直年収300万の人と年収一億の人の住んでいる世界というのは私の体感上大して違いがありません。
ただ、年収10億の人には会う事すら難しいです。
全く別次元の世界に居ます。
私がこの仕事を始めたときの目標は「一か月一億稼ぐ」というものでした。
これはいまだに一か月たりとも達成したことがありません。

話は少しずれますが、お金を沢山稼ぐということは「楽に稼ぐ」以外に選択肢はないってことを知っておく必要があります。
自分の馬力で稼ぐのは年収2000万程度までが限界だろうと思います。

私は月1億稼ぐということを投資の世界では諦めつつあります。
コンサルでは月1000万を稼ぐまでのロードマップを示しながらお伝えすることもよくあります。

ただ、稼げるようになってくると必ずぶち当たる壁というものがあります。
「私は社会の役にほとんど立っていない」と感じるようになってきます。
マーケットからお金を出し入れしているだけで何も社会の役に立っていない、という感覚に遅かれ早かれなると思います。
そこからやっと一般的な社会性というものを身につけていくことになります。

よくあることなんですが、実業で成り上がった人は投資の世界で稼ごうとしたくなります。
逆に私のように虚業のような投資の世界で成り上がったものは実業で稼ぎたくなります。
これは典型的なパターンなので覚えておくといいと思います。

投資の世界で成り上がった人が社会貢献活動を通じて社会の役に立とうとしたり、私のように幾つも会社を経営してなんとなく社会の役に立っていると感じたいと思うようになります。
私が法人作ったきっかけは担当した税理士さんから「今のままではえらいことになります」という脅しのような営業トークで法人を作ったのがきっかけなんですが、同時にいろんな人とのお付き合いが増えるようになりました。
色んなビジネスの話が来るようになりました。最初は私はそういうたぐいのものをすべて「鬱陶しいなぁ」と感じていましたがそんな私ですらなんとなく社会の歯車になっている感覚を求め始めます。
そういう自分の納得のさせ方をし始めます。

つまりとても二度手間だという事ですね。
トレーダーとして稼げるようになった後再度スタートをする必要がある、ということを知っておく必要があります。
お金があっても充実感を感じなくなることを、社会とのつながりで埋めようとし始めます。

ビジネスとして捉えてそれがいいことかどうかをご自分で熟慮したほうがよいです。

体力的に楽なことが私にとってはとても重要なのですが精神的にはどうか分かりません。
リーマンショックや東日本大震災のときには同じように頑張っていた知り合いが一人ずつ自殺しています。
他に責任のもって生きようがないのが専業トレーダーです。
自分以外に原因があり得ない世界の仕事なのでその己の失敗に耐えうる精神があるかどうかが重要です。
私にとってはそんなことは屁でもありません。
お金を稼ぐ為に体力を削るほうがよほどメンタルがやられます。
だからこそ私のようなタイプは向いていると思います。

まとめますと、
「楽して稼ぎたい人」
「マーケティング集客が面倒な人」
「稼げるようになった後再スタートを切ることを厭わない人」
が向いています。

ただ、どんな分野でもある程度成果を上げた人にとっては「このままでいいのかな」っていう悩みにぶつかるのは皆同じかもしれません。

ただしリーマンショックや東日本大震災、そしてコロナ騒動ような社会的インパクトが大きいことが起こった時にはっきりと自覚します。
「俺は何にも関係ない世界で生きている」と。
そんな時に
「別のことしよう」っていう感情が湧いてきますよ手ってことを先に知っておくのはいいことだと思います。

これから専業トレーダーになろうっていう人は少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

    #専業トレーダー #投資家

日経平均株価(N225)過去の市場データ

日付 終値 始値 高値 安値 出来高 前日比%
2020-05-22 (金) 20,388.16 20,583.95 20,615.12 20,334.99 711.49M -0.80%
2020-05-21 (木) 20,552.31 20,692.59 20,734.91 20,503.87 628.63M -0.21%
2020-05-20 (水) 20,595.15 20,454.49 20,684.46 20,454.03 717.58M 0.79%
2020-05-19 (火) 20,433.45 20,469.52 20,659.46 20,433.45 929.85M 1.49%
2020-05-18 (月) 20,133.73 20,097.62 20,197.59 19,999.10 719.00M 0.48%
2020-05-15 (金) 20,037.47 20,149.79 20,198.25 19,832.88 751.69M 0.62%
2020-05-14 (木) 19,914.78 20,140.49 20,185.00 19,902.93 769.07M -1.74%
2020-05-13 (水) 20,267.05 20,140.92 20,329.89 20,056.46 795.08M -0.49%
2020-05-12 (火) 20,366.48 20,413.23 20,457.37 20,293.97 676.67M -0.12%
2020-05-11 (月) 20,390.66 20,333.73 20,534.88 20,285.04 761.76M 1.05%
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